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問1 次の記述のうちLPガス貯槽とその付属品などについて正しいのはどれか

イ 空気圧式緊急遮断弁は、動力源の圧縮空気を抜くと弁は閉止する

ロ 円筒型貯槽では使用する材料と板厚などによっては、溶接後の残留応力を緩和する為応力除去焼きなましが行われる

ハ 貯槽に貯蔵可能な貯蔵量は、貯槽の内容積が同じであれば貯蔵するLPガスの組成によらず同じである

二 安全弁の元弁は、操業時間外では常に閉止しておく

1 イ・ロ

2 ロ・ハ

3 ロ・二

4 ハ・二

5 イ・ハ・二

1の正解はここ
1。
イ〇 空気圧式緊急遮断弁は、動力源の圧縮空気を送ると弁は開き、圧縮空気を抜くと弁が閉止します

ロ〇 円筒型貯槽では溶接後の残留応力を緩和する為応力除去焼きなましが行われます(共析変体温度以上に加熱保持し炉冷する操作)

ハ× 貯槽に貯蔵可能な貯蔵量は内容積が同じであっても貯蔵するLPガスの組成により密度が異なるので同じではありません

二× 安全弁の元弁は補修や清掃などの時以外は常に全開にします

問2 次の記述のうち横置円筒形貯槽、付属品について正しいのはどれか

イ 緊急遮断弁は、動力源が絶たれたとき安全側に働く

ロ 安全弁の放出管に取り付けるルーズレインキャップを容易に脱落しないようねじ込み式にして堅固に取り付けた

ハ 圧力計のノズルは貯槽内の液相部に開口している

二 温度による貯槽の膨張を考慮して架台の支持は一端を固定し、他端は遊動できるようにした

1 イ・ロ

2 イ・二

3 ロ・ハ

4 ハ・二

5 イ・ハ・二

2の正解はここ
2。
イ〇 緊急遮断弁は動力源が絶たれたときに、弁が閉止する安全側に働きます

ロ× 安全弁の放出菅に取り付けるルーズレインキャップは、ガス噴出時に容易に外れるように取り付け、キャップが飛ばないよう措置が必要。堅固には取り付けません

ハ× 圧力計のノズルは貯槽内の気相部に開口しています

二〇 温度による貯槽の膨張を考慮して架台の支持は一端を固定し、他端は遊動出来るようにします

問3 次の記述のうちLPガス貯槽とその付属品などについて正しいのはどれか

イ 架台の支持間隔が7mの貯槽において、温度による貯槽の膨張が懸念されたので、架台の支持部の両端にすべり板を設置した

ロ 緊急遮断装置については、非常の場合に作動するように毎月1回以上作動検査を行い円滑、確実に作動することを確認した

ハ 圧力計ノズルは貯槽の液相部に開口している

二 散水装置は、地盤面上に設置する貯槽が火災により過熱される場合に散水して冷却し、貯槽が破壊することを防止する目的で設置される

1 イ・ハ

2 ロ・二

3 イ・ロ・ニ

4 ロ・ハ・二

5 イ・ロ・ハ・二

3の正解はここ
4。
イ× 温度による貯槽の膨張が懸念される場合、架台の支持部の一端は固定するが他端は遊動出来るようにすべり板を設置する

ロ〇 緊急遮断装置は非常の場合に作動するよう、毎月一回以上作動検査を行い、円滑確実に作動することを確認する

ハ× 圧力計ノズルは、貯槽の気相部に開口し、元弁を設ける

二 〇 散水装置は地盤面上に設置する貯槽が火災により過熱される場合に散水して冷却し貯槽が破壊されることを防止する目的で設置されます

問4 次の記述のうちLPガス横置き円筒形貯槽の設計などについて正しいのはどれか

イ 貯槽の設計圧力は原則として、常用の温度におけるLPガスの飽和蒸気圧のほかに、圧縮機などを用いて液の出し入れを行う場合の圧力などが考慮されている

ロ 一般に貯槽は1/200程度傾斜して設置し、ドレンノズルは貯槽の最底部に設ける

ハ 貯槽の元弁に玉形弁を使用する時は、流れ方向に関係なく弁の入り口側を貯槽ノズルに取り付ける

二 貯槽の冷却散水量はその貯槽の表面積などに基づいて決定される

1 イ・ロ・ハ

2 イ・ロ・ニ

3 イ・ハ・二

4 ロ・ハ・二

5 イ・ロ・ハ・二

4の正解はここ
5。
イ〇 貯槽の設計圧力は常用の温度における飽和蒸気圧、圧縮機を用いるときの圧力などが考慮されている

ロ〇 貯槽は1/200程度傾斜して設置し、ドレンノズルは貯槽の最底部に設ける

ハ〇 貯槽の元弁に玉形弁を使用する時は、流れ方向に係りなく弁の入り口側を貯槽ノズルに取り付けます

二〇 貯槽の冷却散水量はその貯槽の表面積などに基づいて決定されます

問5 次の記述のうちLPガス貯槽の付属品などについて正しいものはどれか

イ 温度計ノズルは貯槽の液相部にあり、完全密閉構造で温度計の感温部が液体のLPガスに直接触れないようになっている

ロ 安全弁の放出菅の放出口は、内部に雨やほこりが入る恐れがあるので下向きになるように取り付ける

ハ 貯槽へのLPガスの受け入れが終了したが翌日に再び受入があるので受入元弁を開けたままにした

二 空気圧式緊急遮断装置は、空気の圧抜き弁を開放することにより閉止する

1 イ・ロ

2 イ・ハ

3 イ・二

4 ロ・ハ

5 ハ・二

5の正解はここ
3。
イ〇 温度計ノズルは貯槽の液相部にあり、完全密閉構造で取り換えることができるように温度計の感温部が液体のLPガスに直接触れないようになっている

ロ× 安全弁の放出菅の放出口は上向きになるように取り付ける

ハ× 貯槽へのLPガスの受け入れが終了した時、翌日に受け入れがあっても受入元弁を閉止します

二〇 空気圧式緊急遮断装置は空気の圧抜き弁を開放することにより閉止する

問6 次の記述のうち地上設置の横置き円筒形貯槽の付属品について正しいものはどれか

イ 一般に貯槽は1/200程度傾斜して設置し、ドレンノズルは傾斜の高い側に設ける

ロ 貯槽の液面計には一般にマグネット式液面計または平形反射式ガラス液面計が使われる

ハ 緊急遮断弁には内装式と外装式のものがある

二 圧力計ノズルは液相部に開口し、元弁を設ける

1 イ・ハ

2 イ・二

3 ロ・ハ

4 ロ・二

5 ハ・二

6の正解はここ
3。
イ× 貯槽は1/200程度傾斜して設置し、底にたまった水などを排出するドレンノズルは傾斜の低い側(底)に設けます

ロ〇 貯槽の液面計は、マグネット式・平形反射式ガラス液面計が使われます

ハ〇 緊急遮断弁には、貯槽本体につける内装式と、配管につける外装式があります

二× 圧力計ノズルは気相部に開口し元弁を設けます

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