問1 次の組み合わせで燃焼が起こりえるのはどれか
1 ガソリンー炭素ー酸素
2 硫黄ー酸素ーマッチの火
3 窒素ー酸素ー電気火花
4 木材ー水素ー炭火
5 一酸化炭素ー空気ー水素
問2 可燃物が燃焼しやすい条件として最も適当なものはどれか
発熱量 熱伝導率 酸素との科学的親和力
1 大 小 小
2 大 小 大
3 大 大 大
4 小 大 大
5 小 小 大
問3 次のうち発火点300℃であることを示すものはどれか
1 300℃に加熱しても点火源がなければ燃えない
2 300℃以下では点火源があっても引火しない
3 300℃に加熱すると点火源がなくても空気中で自ら燃え始める
4 300℃に加熱すると点火源があれば燃える
5 300℃に加熱すると初めて引火する
問4 次の燃焼反応のうち誤っているのはどれか
1 硫黄+酸素→二酸化硫黄(亜硫酸ガス)
2 エチルアルコール+酸素→二酸化炭素+水
3 炭素+酸素→二酸化炭素+水
4 メタン+酸素→二酸化炭素+水
5 水素+酸素→水
問5 ガソリンとメチルアルコールとの燃焼時の煙の発生について正しいものはどれか
1 ガソリンの沸点はメチルアルコールの沸点より高いのでガソリンの方が煙が出やすい
2 ガソリンの蒸気比熱はメチルアルコールの蒸気比熱より大きいので煙が出やすい
3 メチルアルコールはガソリンに比べて炭素が少なく、また酸素を含むのでガソリンよりも煙は出にくい
4 メチルアルコールはガソリンよりも引火点が高いので煙が出にくい
5 メチルアルコールはガソリンよりも燃焼範囲の下限が高いので煙は出にくい
問6 窒素が不燃性であるとの理由は次のどの理由によるものか
1 引火点が高い為
2 酸素との化合はするが燃えない為
3 燃焼性が非常に低い為
4 ほかのどの元素とも化合しない為
5 燃焼しても炎を出さない為
問7 酸素1MOL(グラム分子)を32gとすると酸素1lの重さは約何グラムあるか。最も近いものはどれか
1 0.5g
2 1.0g
3 1.5g
4 2.0g
5 2.5g
問8 ナタネ油50gを20℃から30℃にするには何ジュール必要か。ナタネ油の比熱は2.1J/g/℃とする
1 2050j
2 1050j
3 950j
4 105j
5 5j
問9 次のうち誤っているものはどれか
1 酸化剤とは一般に他の物質と作用して酸化を起こさせる物質の事である
2 炭素が燃えると炭酸ガスになるが、このような反応のことを化合という
3 硝酸カリを熱すると亜硝酸カリと酸素になるが、このような反応を分解という
4 潮解とは空気中において結晶性の物質が結晶水を失って粉末になる事をいう
5 酸素と他の物質との間で化合することを酸化という
問10 次は粉末消火器に関するものであるが正しいものはどれか
1 消火剤が熱分解することによって生ずる不燃性ガスは、燃焼物にふれてこれを可燃物に変質させ燃焼の継続を遮断することができる
2 消火剤より発生する不燃性であって空気より重い蒸気によって窒息消火する
3 熱にあうと急速に分解して、不燃性のフォスゲンガスを発生し、これによって窒息消火する
4 消火剤が燃焼面をおおい、さらに消火剤の熱分解によって生ずる炭酸ガスと水蒸気とにより窒息消火効果を促進するものである
5 この消火剤を放射してこれに注水を加えると燃焼物を急速に冷却することができる