問1~10

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問1 次のイ・ロ・ハの記述のうち正しいものはどれ

イ:高圧ガス保安法は、高圧ガスによる災害を防止して公共の安全を確保する目的の為に、高圧ガスの製造・貯蔵・販売・移動その他の取扱及び消費並びに容器の製造及び取り扱いを規制するとともに、民間事業者及び高圧ガス保安協会による高圧ガスの保安に関する自主的な活動を促進することを定めている。

ロ:圧力が0.2メガパスカルとなる場合の温度が25度である液化ガスは高圧ガスである。

ハ:現在の温度においてその圧力が0.9メガパスカルの圧縮窒素であって、温度35度において圧力が1メガパスカルとなるものは高圧ガスではない。

1 イ

2 イ・ロ

3 イ・ハ

4 ロ・ハ

5 イ・ロ・ハ

1の正解はここ
2。
ハ:高圧ガスの定義、一号ガス圧縮ガスに係るもの。
現在の温度においてその圧力が0.9Mpaであっても温度が35℃において圧力が1MPa以上のものは高圧ガスです。

問2 次のイ・ロ・ハの記述のうち正しいものはどれか

イ:高圧ガスの製造(冷凍に係るものを除き)について都道府県知事の許可を受けなければならない場合の処理できるガス容積の最小値は、製造する高圧ガスの種類が第一種ガスである場合と第一種ガス以外のガスである場合とでは異なる。

ロ:第一種製造者がその事業の全部を譲り渡したときは、その事業全部を譲り受けたものはその第一種製造者の地位を承継する。

ハ:第一種製造者は、その製造をする高圧ガスの種類を変更したときは遅滞なくその旨を都道府県知事に届け出なければならない。

1 イ

2 ハ

3 イ・ロ

4 ロ・ハ

5 イ・ロ・ハ

2の正解はここ
1。
イは正しいです。「製造許可の規模」
ロは誤り。「譲り渡し」にて、第一種製造者は譲り渡しによる承継は定めらておらず新たに許可を受けなければならない。承継は「相続・合併・分割」による。(法第10条承継)
ハは誤り。高圧ガスの種類を変更しようとするときは都道府県知事の許可を受けなければならない。(許可/ガス製造の種類の変更/第14条・製造のための施設などの変更)

問3 次のイ・ロ・ハのうち正しいものはどれ

イ:質量6000キログラムの液化石油ガスを貯蔵する場合、あらかじめ都道府県知事に届け出て設置する第二種貯蔵所において貯蔵することができる。

ロ:液化石油ガスを質量3000キログラム貯蔵する第二種貯蔵所の所有者が、その貯蔵する液化石油ガスをその場所において溶接・熱切断用として販売する時はその旨を都道府県知事に届け出なくてよい

ハ:船舶から導管により陸揚げして高圧ガスの輸入をする場合には輸入検査を受けなくてもよい

1 イ

2 ハ

3 イ・ロ

4 イ・ハ

5 ロ・ハ

3の正解はここ
4。
イは正しい。液化ガスは3t~10tを第二種貯蔵所で貯蔵できる
ロは誤り。販売する場合、20日前までに都道府県知事に届け出なければならない
ハは正しい。基本的には検査を受けるが、この場合は特例で検査を受けなくてよい

問4 次のうち正しいのはどれ

イ:液化石油ガスを車両により移動する場合であって、所定の運転時間を超えて移動するとき、交替して運転させるためその車両1台につき運転者2人をあてる定めがあるのは、液化石油ガスを車両に固定した容器により移動する場合のみである

ロ:特定高圧ガス消費者は事業所ごとに、消費開始後遅滞なく、特定高圧ガスの消費について所定の書面を添えて都道府県知事に届け出なければならない

ハ:高圧ガスである第一種ガスをを廃棄する場合、廃棄の場所・数量・廃棄の方法について技術上の基準は定められていない

1 イ

2 ロ

3 ハ

4 イ・ロ

5 ロ・ハ

4の正解はここ
3。
イは誤り。運転に関する問題なので、設備云々の話ではない
ロは誤り。消費開始の20日前までに所定の書面を添えて都道府県知事に届け出る。
ハは正しい。技術上の基準は液化ガスなどにしかない。

問5 高圧ガスを充てんする為の容器について正しいのはどれ

イ:容器に充填することができる液化石油ガスの質量はG=V/Cで表される。G:液化石油ガスの質量(単位・kg)の数値。V=容器の内容積(単位・リットル)の数値。C=容器保安規則で定める数値

ロ:液化石油ガスを充てんする容器に刻印をすべき事項のうちに、その容器の質量に付属品の質量を加えた質量(TW、kg)がある

ハ:容器または付属品の廃棄をするものは、くず化し、その他容器または付属品として使用することができないように処分しなければならない。

1 イ

2 ロ

3 ハ

4 イ・ハ

5 ロ・ハ

5の正解はここ
4。
イは正しい。
ロは間違い。容器の質量に付属品の質量及び多孔物質の質量を加えた質量TW・kgを刻印するのはアセチレンガスを充てんする容器である。
液化石油ガスを充てんする容器には付属品などの質量を含まない容器の質量W・kgを刻印する。
ハは正しい。

問6 高圧ガスを充てんするための容器について正しいものはどれか

イ:付属品検査に合格したバルブに刻印をすべき事項の一つに、次に受けるべき付属品再検査の年月がある

ロ:液化石油ガスを充てんする容器の外面に、その容器に充填することができる液化石油ガスの最高充填質量の数値を明示すべき定めはない

ハ:溶接容器の容器再検査期間は製造後の経過年数に応じて定められている

1 イ

2 ロ

3 ハ

4 ロ・ハ

5 イ・ロ・ハ

6の正解はここ
4。
イは誤り。付属品検査に合格したバルブに刻印すべき事項の一つは、次に受けるべき付属品再検査の年月ではなく、付属品検査に合格した年月日である。
ロは正しい。
ハは正しい。製造後20年未満は5年、20年以上は2年

問7 液化石油ガスの特定高圧ガス消費者について液化石油ガス保安規則上正しいものはどれか。この消費施設の貯槽は貯蔵能力15tのもの1基とする

イ:減圧設備の外面から第一種保安物件に対して有すべき第一種設備距離が確保できない場合の措置として、その減圧設備を地盤面下に埋設する措置が定められている。

ロ:貯槽の基礎は、その立地する地盤が堅固であればその支柱を同一の基礎に緊結する必要はない

ハ:丙種化学責任者免状の交付を受けている者をこの事業所の取扱主任者に選任することができる。

1 イ

2 ロ

3 ハ

4 イ・ロ

5 イ・ハ

7の正解はここ
3。
イ:誤り。第一種保安物件に対し第一種設備距離以上、第二種保安物件に対し第二種設備距離以上の距離を有しなければならず例外規定はない。
ロ:誤り。貯蔵の基礎はその立地する地盤が堅固であっても、その支柱を同一の基礎に緊結しなければならない
ハ:正しい。取扱主任者の選任資格・保安責任者免状の交付より。

問8~問16までの問題は次の例の事業所に関するものである

次に掲げる高圧ガスの製造施設を有する事業所において、タンクローリ(容器を固定した車両)により液化石油ガスを貯槽に受け入れ、貯蔵し専ら容器に充填しているもの。なおこの事業所はコンビナート地域外にあり、この事業者は認定完成検査実施者及び認定保安検査実施者ではない。

事業所全体の処理能力:550000立方メートル毎日

貯槽の貯蔵能力 液化石油ガス:50t 2基(地盤面上に設置されたもので低温貯槽でないもの)

ポンプ:定置式 2基

圧縮機:定置式 1基

容器置き場(貯蔵設備でなく車両に固定した容器を貯蔵しないもの):面積1000平方メートル(液化石油ガスに係るもの)

問8 次の記述のうちこの事業所に適用される技術上の基準について正しいものはどれか

イ:これらの貯槽に防火上及び消火上有効な措置を講じていない場合、これらの貯槽相互間に有すべき距離は1メートル又はこれらの貯槽の最大直径の和の4分の1の長さのいずれか大なるものに等しい距離以上でなければならない

ロ:これらの貯槽は、不同沈下等による有害なひずみが生じないよう、その支柱を同一の基礎に緊結してはならない

ハ:これらの貯槽並びにその支持構造物及び基礎は、所定の耐震設計の基準により地震の影響に対して安全な構造としなければならない

1 イ

2 イ・ロ

3 イ・ハ

4 ロ・ハ

5 イ・ロ・ハ

8の正解はここ
3。
イ:正しい。貯槽間距離は1m以上または最大直径の和の4分の1の大なる長さ。
ロ:間違い。貯槽の基礎に係る技術上の基準で、これらの貯槽は不同沈下等による有害なひずみが生じないようなものにし、その支柱を同一の基礎に緊結しなければならない。
ハ:正しい。

問9 次の記述のうちこの事業所に適用される技術上の基準について正しいのはどれ

イ:これらの貯槽に取り付けた液化石油ガスを送り出すための配管には、液化石油ガスが漏洩したときに安全にかつ速やかに遮断するためのバルブのほか、貯槽の直近にバルブを一個設ければその配管にはこれ以上のバルブを設ける必要はない

ロ:これらの貯槽及びその支柱を有効に冷却するための措置を講じた場合であっても、この製造施設にはその規模に応じて適切な防消火設備を適切な箇所に設けなければならない

ハ:高圧ガス設備である液化石油ガスの配管の取替工事を完成した時は、その配管に使用する材料が常用の圧力又は常用の温度において発生する最大の応力に対し十分な強度を有するものであれば耐圧試験を省略することができる。

1 イ

2 ロ

3 ハ

4 イ・ハ

5 ロ・ハ

9の正解はここ
2。
イ:間違い。これらの貯槽に取り付けた液化石油ガスを送り出すための配管には、漏洩したとき安全かつ速やかに遮断するためのバルブのほか、貯槽の直近にバルブを一個ではなくそれ以外に一個以上設ける必要がある。
ロ:正しい。
ハ:間違い。耐圧試験は常用圧力または常用温度において発生する最大の応力に対し十分な強度を有するものであっても耐圧試験は行わなくてはいけません。例外はなし。

問10 次の記述のうちこの事業所に適用される技術上の基準について正しいのはどれ

イ 液化石油ガスのポンプの逃し弁に付帯して設けた止め弁は、そのポンプの運転中を除き常に閉止しておかなければならない

ロ 液化石油ガスをタンクローリーから貯槽に充填する時は液化石油ガスの容量がその貯槽の常用の温度においてその内容積の95%を超えないように充填しなければならない

ハ 液化石油ガスの製造は、製造設備の使用開始及び使用終了時ににその製造設備の属する製造施設の異常の有無を点検するほか1日に1回以上製造設備の態様に応じ頻繁に製造設備の作動状況を点検し、異常のある時はその設備の補修その他の危険を防止する措置を講じて行わなければならない

1 イ

2 ロ

3 ハ

4 イ・ハ

5 ロ・ハ

10の正解はここ
3。
イ:誤り。逃し弁に付帯して設けた止め弁はそれらの安全弁又は逃し弁の修理または清掃のため特に必要な場合以外は常に全開にしておかなければならない。
ロ:誤り。貯槽への充填は常用温度において内容積の90%を超えないようにしなければならない
ハ:正しい。使用開始・終了時の異常の有無の点検と1日1回以上の作動状況の点検

問11 次のうちこの事業所に適用される技術上の基準について正しいのはどれか

イ 貯槽の修理又は清掃のため作業員が貯槽内へ入るとき、危険を防止するための措置を講じるほか、開放する部分に他からガスが漏洩することを防止するための措置を講じなければならない

ロ 車両に固定した容器から貯槽に液化石油ガスを受け入れた後、その受け入れの為に接続した配管を取り外すときは、その配管内の液化石油ガスを危害の生じるおそれのないように少量ずつ放出した後に行わなければならない

ハ 車両に固定した内容積4000L以上の容器から液化石油ガスを受け入れるときは車止めを設けること等によりその車両を固定しなければならない。

1 イ

2 イ・ロ

3 イ・ハ

4 ロ・ハ

5 イ・ロ・ハ

11の正解はここ
5。
イ:正しいです。
ロ:正しいです。
ハ:正しいです。
ガスローリーの運転手さんはイメージの湧きやすい問題でした。

問12 次の記述のうちこの事業者について正しいのはどれ

イ 所定の事項について記載した危害予防規程を定めこれを都道府県知事に届け出なければならない。

ロ 従業者に対する保安教育計画を定めこれを都道府県知事に届け出なければならない

ハ 選任していた保安統括者を解任し新たな保安統括者を選任した場合は、新たな保安統括者の選任の旨を都道府県知事に届け出なければならないが、解任したものについては届け出る必要はない

1 イ

2 ロ

3 イ。ロ

4 イ・ハ

5 ロ・ハ

12の正解はここ
1。
イ:正しいです。
ロ:誤り。保安教育計画は、定めなくてはいけませんが、都道府県知事への届け出は必要ありません。
ハ:誤り。保安統括者は選任・解任とも都道府県知事に届け出なければなりません

問13 次のうち この事業者について正しいのはどれ

イ 選任した保安係員に所定の期間内に高圧ガス保安協会又は指定講習機関が行う高圧ガスによる災害の防止に関する講習を受けさせなければならないが、保安統括者及び保安技術管理者については定めはない

ロ 選任した保安係員の定められた職務の一つに、保安検査の実施を監督することがある、。

ハ 所定の製造保安責任者免状の交付を受け、かつ、液化石油ガスの製造に関する1年以上の経験を有するものをこの事業所の保安統括者に選任した場合は保安技術管理者を選任しなくてもよい

1 イ

2 ロ

3 イ・ハ

4 ロ・ハ

5 イ・ロ・ハ

13の正解はここ
3。
イ:正しい。講習を受けるのは保安係員・保安主任者・保安企画推進員です。統括者と技術管理者は定められていません
ロ:誤り。保安検査の監督は保安係員の定めではない
ハ:正しいです。

問14 次のうち正しいものはどれ

イ 既に完成検査を受け所定の技術上の基準にてきごうしていると認められているこの製造施設の全部の引き渡しがあった場合、その引き渡しを受けたものは、都道府県知事の許可を受けなければならないが、都道府県知事・高圧ガス保安協会又は指定完成検査機関が行う完成検査を受けることなくこの製造施設を使用することができる。

ロ この事業者はこの特定施設について指定保安検査機関が行う保安検査を受け、その旨を都道府県知事に届け出た場合は、都道府県知事が行う保安検査を受けなくてよい

ハ この事業者は定期自主検査の実施について、選任している保安係員にその監督を行わせなければならない

1 ハ

2 イ・ロ

3 イ・ハ

4 ロ・ハ

5 イ・ロ・ハ

14の正解はここ
5。
イ:正しい
ロ:正しい
ハ:正しい。

問15 次の記述のうちこの事業所の容器置場並びに充填容器及び残ガス容器に適用される技術上の基準について正しいのはどれか

イ 充填容器及び残ガス容器はそれぞれ区分して容器置場に置かなければならない

ロ 容器置場には計量器等作業に必要なもの以外の物を置いてはならない。

ハ 充填容器及び残ガス容器は特に定めるものを除き常に温度40度以下に保たなければならない

1 イ

2 イ・ロ

3 イ・ハ

4 ロ・ハ

5 イ・ロ・ハ

15の正解はここ
5。
イ:正しい
ロ:正しい
ハ:正しい

問16 次の記述のうち、この事業所の容器置き場に適用される技術上の基準について正しいのはどれか

イ 容器置場の外面から第一種保安物件に対して有すべき距離はその容器置場に貯蔵する液化石油ガスの貯蔵能力に応じて算出される。

ロ 容器置場には直射日光を遮るための措置を講じなければならないが、その措置は液化石油ガスが漏洩し爆発したときに発生する爆風が上方向に開放されることを妨げないものとしなければならない

ハ 容器置場にその規模に応じた適切な消火設備を設けた場合であっても、容器置場は液化石油ガスが漏洩したとき滞留しないような構造としなければならない

1 ハ

2 イ・ロ

3 イ・ハ

4 ロ・ハ

5 イ・ロ・ハ

16の正解はここ
4。
イ:誤り。容器置場の外面から第一種保安物件に対して有すべき距離はその容器置場の面積に応じて算出されます。
ロ:正しい
ハ:正しい

問17から問20は下記の事業所に関するものです

製造設備が液化石油ガススタンドである製造施設のみを有する事業所であってコンビナート地域外にあるもの。

事業所全体の処理能力:100000立方メートル毎日

貯槽の貯蔵能力 液化石油ガス:20t 2基(地盤面上に設置されたもの1基、地盤面下に埋設されたもの1基)

ポンプ:2基(地盤面上に設置されたもの1基、地盤面下に埋設された貯槽に内装されたもの1基)

圧縮機:1基

ディスペンサー:2基

問17 この事業所に適用される技術上の基準で正しいのはどれ

イ これらの貯槽はその内容積が5000L以上であるが、その貯槽に取り付けた配管又は貯槽と配管の接続部に、液化石油ガスが漏洩したときに安全にかつ速やかに遮断するための措置を講じるべき定めがあるのは、液状の液化石油ガスを送り出し又は受け入れるために用いられる配管に限られている

ロ 液化石油ガスの貯槽であることが容易に識別することができる措置を講じなければならないのは、地盤面上に設置されている貯槽に限られている

ハ この製造設備のガス設備に使用する材料は、液化石油ガスの性状、温度、圧力等に応じ、その設備の材料に及ぼす化学的影響に対して安全な科学的成分を有することのみが定められている

1 イ

2 ロ

3 ハ

4 イ・ロ

5 ロ・ハ

17の正解はここ
1。
イ:正しい。
ロ:誤り。地盤面上、地盤面下に限らず、液化石油ガスの貯槽であることが容易に識別できる措置を講じなければならない。
ハ:誤り。×安全な化学的成分を有することのみ
     〇安全な化学的成分及び機械的性質を有するもの

問18 この事業所に適用される技術上の基準について正しいのはどれ

イ 液化石油ガスの高圧ガス設備の配管の取替工事後の完成検査において安全な液体により常用の圧力の1.5倍以上の圧力で耐圧試験を行い、これに合格すれば常用の圧力以上の圧力で行う気密試験を省略することができる。

ロ 高圧ガス設備に、その設備内の圧力が許容圧力を超えた場合に直ちにその圧力を許容圧力以下に戻すことができる安全装置を設けた場合、圧力計を設けるべき定めはない

ハ その設備内の圧力が許容圧力を超えた場合に直ちにその圧力を許容圧力以下に戻すことができる安全装置のうち、所定の放出菅を設けるべき定めがあるのは、安全弁及び破裂板である

1 イ

2 ロ

3 ハ

4 イ・ハ

5 ロ・ハ

18の正解はここ
3。
イ:誤り。規程の耐圧試験に合格すれば気密試験を省略できるという規定はない
ロ:誤り。安全装置を設けた場合でも圧力計を設置しなければならない
ハ:正しい。

問19 この事業所に適用される技術上の基準で正しいのはどれ

イ これらの貯槽の外面から第一種保安物件に対して第一種設備以上の距離を有していないため、その第一種保安物件に対して所定の障壁等を設けた場合、地盤面上に設置されている貯槽と地盤面下に埋設されている貯槽とではその外面から第一種保安物件に対して確保すべき距離は異なる

ロ 貯槽にガラス液面計を設ける場合は、その液面計にその破損を防止するための措置を講じれば、貯槽とガラス液面計とを接続する配管にはそのガラス液面計の破損によるガスの漏洩を防止するための措置を講じなくてよい

ハ 地盤面下に貯槽を設置するための室は、地盤面上の重量物の荷重に耐えることのできる十分な強度を有し、防水措置を講じたものでかつ、その室内に漏洩したガスの滞留を防止するための措置を講じたものでなければならない。

1 イ

2 ロ

3 ハ

4 イ・ハ

5 イ・ロ・ハ

19の正解はここ
4。
イ:正しい。
ロ:誤り。液面計に破損を防止するための措置を講じても貯槽とガラス液面計を接続する配管には、そのガラス液面計の破損によるガスの漏洩を防止するための措置を講じなければならない
ハ:正しい

問20 この事業所について正しいものはどれか

イ ディスペンサーはその本体の外面から公道の道路境界線に対し、5m以上の距離を有しなければならない。

ロ 充填する液化石油ガスは、空気中の混入比率が容量で1000分の1である場合において感知できるようなにおいがするものでなければならない

ハ 所定の製造保安責任者免状の交付を受け、かつ、液化石油ガスの製造に関し6か月以上の経験を有する者にその製造に係る保安について監督させれば、この事業所に保安統括者を選任しなくてもよい

1 ロ

2 イ・ロ

3 イ・ハ

4 ロ・ハ

5 イ・ロ・ハ

20の正解はここ
5。
イ:正しい。ディスペンサーは公道から5m以上
ロ:正しい。液化石油ガスの付臭、1/1000の容量で感知
ハ:正しい。処理能力が25万立方メートル毎日未満の製造所で、所定の免状の交付を受け、6月以上の経験があるものが製造の監督をすれば、保安統括者は選任しなくてもよい。(ポイント勉強あり)

お疲れ様でした!焦らず確実に合格しましょう! 

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