問1 次は製造所等の標識についてであるが誤っているものはどれか
1 標識の色は、白色の地に黒色の文字でなければならない
2 標識は車両の前後の見やすい箇所に掲げなければならない
3 黒色の板に赤色の蛍光塗料で危険物の品名を記入する
4 製造所等の標識は幅0.3m以上で長さ0.6m以上の板でなければならない
5 移動貯蔵タンクには0.3~0.4m平方の黒色の地の板を使用する
問2 製造所または取扱所においてする危険物の貯蔵および取扱の全てに共通する技術上の基準であるが正しいものはどれか
1 危険物を容器に入れて貯蔵し、または取り扱うときは金属製のものを使用すること
2 危険物のくず・かす等は1か月に1回以上その危険物の性質に応じて安全な場所でで廃棄すること
3 製造所等には係員以外の者をみだりに出入りさせないこと
4 危険物を貯蔵し、取り扱う場合には危険物がもれたり飛散したとき、すみやかに清掃し水洗いしておくこと
5 許可を受けた品名と同類の危険物以外の危険物を貯蔵し、または取り扱わないこと
問3 危険物の貯蔵所、または取扱所に対する立ち入り検査について正しくないものはどれか
1 危険物等の位置、構造等について検査する
2 立ち入り検査の目的は火災の防止のためである
3 危険物の移送中に、消防吏員または警察官が立ち入り検査する
4 立入検査は市町村等が必要があると認めるときに行う
5 危険物を鉄道によって運搬するときは立入検査は適用されない
問4 電気火災に不適当な消火器具は次のうちどれか
1 二酸化炭素を放射する消火器
2 ハロゲン化物を放射する消火器
3 消火粉末(リン酸塩類等を使用)を放射する消火器
4 霧状の水を放射する消火器
5 棒状の水を放射する消火器
問5 危険物の貯蔵について消防法上正しいものはどれか
1 危険物の類が異なるものであっても、貯蔵倉庫が耐火構造であれば同一の貯蔵倉庫または室に貯蔵することができる
2 消防法別表に掲げる類別を異にすれば同一の室において貯蔵することができる
3 消防法別表に掲げる類別が同一であれば、同一の貯蔵所において貯蔵することができる
4 消防本部および消防署を置かない市町村の区域では仮貯蔵することは自由である
5 30日以内であれば所轄消防署長の指定する安全な場所に仮に貯蔵することができる
問6 次の危険物のうち、危険等級Ⅰの危険物はどれか
1 ナトリウム
2 硫化リン
3 第3石油類
4 アルコール類
5 第4石油類
問7 次に掲げる消火設備のうち第一種消火設備はどれか
1 粉末消火設備
2 屋内消火栓設備
3 ハロゲン化物を放射する消火器
4 泡を放射する固定式消火設備
5 スプリンクラー設備
問8 貯蔵所または取扱所に関する記述で次のうち誤っているのはどれか
1 屋内において危険物を貯蔵し、または取り扱う取扱所を「屋内貯蔵所」という
2 地盤面下に埋設されているタンクにおいて危険物を貯蔵し、または取り扱う貯蔵所を「地下タンク貯蔵所」という
3 簡易タンクにおいて危険物を貯蔵し、または取り扱う貯蔵所「簡易タンク貯蔵所」という
4 屋外の場所において第4類の危険物のうち第2石油類、第3石油類もしくは第6類の危険物を貯蔵し、または取り扱う貯蔵所「屋外貯蔵所」という
5 店舗において容易入りのままで販売するため、指定数量の倍数が15以下の危険物を取り扱う取扱所を「第1種販売取扱所」
問9 製造所等において行う危険物の貯蔵または取扱のすべてに共通する技術上の基準として誤っているのはどれか
1 みだりに火気を使用しないこと
2 許可を受けた数量以上または品名以外の危険物を貯蔵しまたは取り扱わないこと
3 危険物のくず、かす等は10日に1回以上危険物の性質に応じて安全な場所で廃棄その他適当な処置をすること
4 常に整理および清掃につとめること
5 係員以外の者をみだりに出入りさせないこと
問10 地下貯蔵タンクとタンク室の内側の間は何メートルの間隔を保たなければならないか
1 0.1m以上
2 0.2m以上
3 0.3m以上
4 0.4m以上
5 0.5m以上
問11 次の危険物のうち指定数量の正しいものはどれか
1 第1石油類水溶性500l
2 動植物油2000l
3 第4類石油類600l
4 特殊引火物50l
5 アルコール類300l
問12 防火に関して必要な事項を掲示した掲示板について次のうち正しくないものはどれか
1 第1類のアルカリ金属の過酸化物:青地に白文字で禁水
2 第5類の危険物:赤字に白文字で火気厳禁
3 引火性固体を除く第2類の危険物:青地に白文字火気注意
4 第4類の危険物:赤地に白文字で火気厳禁
5 給油取扱所:黄赤地に黒文字で給油中エンジン停止
問13 乙種第4類危険物取扱者免状の交付を受けているものが、取り扱うことのできない危険物は次のうちどれか
1 動植物油
2 重油
3 ガソリン
4 黄りん
5 軽油
問14 危険物の製造所・貯蔵所または取扱所において、所有者・管理者または占有者が、危険物保安監督者を定めないで危険物の取扱作業を行ったとき、消防法の規定により受けることがある行政処分はどれか
1 使用停止命令
2 危険物の撤去命令
3 2万円以下の罰金
4 営業停止命令
5 設置許可の取り消し
問15 狭くて換気の悪い地階、無窓階または居室に設置することができない消火器は次のうちどれか
1 消火粉末を放射する消火器
2 ハロゲン化物を放射する消火器
3 泡を放射する消火器
4 霧状の水を放射する消火器
5 棒状の水を放射する消火器