【令和合格実績!】危険物乙4過去問題集

問1 次のうち第4類の危険物でないもののみを並べたのはどれか

1 キシレン・メチルアルコール・グリセリン

2 ガソリン・灯油・軽油

3 ニトロセルロース・硝酸エチル・トリニトロトルエン

4酢酸 アセトン ジエチルエーテル

5 トルエン・酸化プロピレン・ニトロベンゼン

1の正解はここ
3。
ニトロセルロースは直射日光で自然発火の危険がある第5類危険物です。
硝酸エチルは引火点沸点が低くて燃焼しやすく爆発しやすい第5類危険物です。
トリニトロトルエンはTNTと言われ、火薬として使用されます。(トリニトロトルオール)第5類危険物。日光に当たると茶褐色になり、打撃などで爆発する可能性があるものです。(マインクラフトで有名)

問2 重油について誤っているものはどれか

1 常温(20℃)で引火する危険はない

2 比重は水よりはるかに大である

3 引火点は種類によってそれぞれ異なる

4 炭化水素の混合物である

5 二酸化炭素による消火も有効である

2の正解はここ
2。比重は0.82~0.95で1より小さいです。

問3 植物油には乾性油・半乾性油・不乾性油などがある。次で不乾性油はどれか

1 アマニ油

2 大豆油

3 ヤシ油

4 米ぬか油

5 きり油

3の正解はここ
3。
アマニ・キリは乾性油・大豆、米ぬかは半乾性油、

問4 次は動植物油に関するものであるが、誤っているものはどれか

1 引火点は1気圧において250℃未満である

2 比重は水より小さい

3 不飽和脂肪酸が多いほどヨウ素価は大きくなる

4 アマニ油等の乾性油は自然発火する可能性がある

5 不乾性油のヨウ素価は130以上である

4の正解はここ
5。
ヨウ素価は100以下が不乾性油、100~130が半乾性油、130以上が乾性油

問5 第4類危険物の貯蔵・取扱について次のうち適切でないものはどれか

1 容器に衝撃を与えないこと

2 みだりに火気を近づけないこと

3 静電気の発生を防ぐため、温度を低くすること

4 貯蔵には開放容器を用いないこと

5 通風・換気をよくすること

5の正解はここ
3。
静電気の発生と温度は直接関係がない

問6 次は灯油についての説明だが、誤っているのはどれか

1 非常に揮発性が高い為貯蔵するときの容器にはガス栓抜きの栓をつける

2 引火点以上に過熱するとガソリンと同じ危険性がある

3 ガソリンが混合された灯油は危険が増大するので注意しなければならない

4 引火点以下でも霧状となって空気中に浮遊していると引火しやすくなる

5 石油ストーブを使用中に注油することは絶対にさけるべき

6の正解はここ
1。
灯油の引火点は約40℃。

問7 次の文のイロハ二に入れる語句の組み合わせとして正しいものはどれか

1 二硫化炭素は引火点が[イ]、発火点は[約ロ]で極めて引火または発火しやすい。比重は[ハ]で水より[二]、かつ水に溶けにくいのでタンクなどに収納する時は水槽に入れて水没し貯蔵する

1 イ-18℃ ロ40℃ ハ約1.3 二重く

2 イ-18℃ ロ40℃ ハ約0.7 二軽く

3 イ-30℃ ロ60℃ ハ約0.8 二軽く

4 イ-30℃ ロ60℃ ハ約2.0 二重く

5 イ-30℃ ロ90℃ ハ約1.3 二重く

7の正解はここ
5。引火点-30℃・発火点90℃・比重約1.3・水より重い

問8 次の説明は第1石油類に該当する物品についてであるが正しいものはどれか

1 第1石油類の指定の方法として引火点が21℃未満のものとする

2 20℃で液体になる物品は、すべて第1石油類に指定されている

3 引火点には関係なく暴発性の物品であれば指定受ける

4 第1石油類に指定されている物品の中にはトルエンも含まれる

5 ゲージ圧で5気圧の場合に、温度が30℃の時液体となるものであり、かつ、引火点が21℃未満の物品であれば指定を受ける

8の正解はここ
4。
他はアセトン・ガソリン・ビリジン等

問9 次は動植物油類の自然発火に関する記述であるが適切でないものはどれか

1 酸化されやすい油である乾性油は特に自然発火しやすい

2 温度が高い場所では、酸化されやすい原因となる

3 温度が高いと酸化がさかんになって発熱する

4 大量に蓄積されると酸化熱も蓄積されるので危険である

5 通風のよい場所に貯蔵したものは酸化されやすいので自然発火する

9の正解はここ
5。
自然発火を起こすのは、空気中での酸化反応により発生した熱が蓄積され、それが発火点に達するためである。
通風が良ければ湿度温度は低下するので酸化熱の蓄積を妨げる

問10 次の各類危険物に関する記述で正しくないものはどれか

1 第1類危険物は酸化性固体であり、その性質により第1種・第2種・第3種に分けられる

2 第6類危険物は酸化性液体であり、そのもの自体が可燃性の無機物の強酸類で水と作用しても発熱しない

3 第2類危険物は可燃性固体であり、燃焼時に有毒ガスを発生するものが多い

4 第3類危険物は自然発火性及び禁水性物質であり性状は液体または個体である

5 第5類危険物はニトロ基を含む化合物であり、自己反応性物質で可燃性であるとともに酸素を含有している

10の正解はここ
2。
第6類危険物は酸素を多量に含有する強酸化剤であるが、それ自体は不燃性物質である

お疲れ様でした!他分野も勉強して必ず合格してください!

危険物乙四 模擬テスト5 法令

危険物乙四 模擬テスト5 基礎科学・物理学