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有害法令

参考テキスト 有害法令

問1

常時600人の労働者を使用する製造業の事業場における衛生管理体制に関して法令上、誤りはどれ
600人中には、製造工程において次の業務に常時従事する者がそれぞれに示す人数含まれているが、試験研究業務はなく、他の有害業務はないものとし、衛生管理者及び産業医の選任特例はないとする

深夜業を含む業務-300人
多量の低温物体を取り扱う業務-100人
特定化学物質のうち第三類を製造する業務-20人

1 衛生管理者は3人以上選任しなければならない
2 衛生管理者のうち1人を、衛生工学衛生管理者免許を受けた者のうちから選任しなければならない
3 衛生管理者のうち少なくとも1人を専任の衛生管理者としなければならない
4 産業医としての法定の要件を満たしている医師で、この事業場に専属でない者を産業医として選任することができる
5 特定化学物質作業主任者を選任しなければならない

1の正解はここ
2
衛生工学衛生管理者の条件は、「常時従事する労働者が500人を超え」「あつい、粉けむい所に30人以上」です
専任衛生管理者の条件は基本同じですが、一定の有害業務が「あつい、さむい、うるさい、粉けむい」です。

問2

特別教育を行わなければならないものに該当しないはどれ

1 石綿等が使用されている建築物の解体等の作業に係る業務
2 潜水作業への送気調節を行うためのバルブコック操作業務
3 廃棄物の焼却施設において焼却灰を取り扱う業務
4 特定化学物質のうち第二類物質を取り扱う作業に係る業務
5 エックス線装置を用いて行う透過写真撮影業務

2の正解はここ
4
特定化学物質を取り扱う業務は特別教育は必要ありません。
他に、有機溶剤を用いる接着業務 や、
チェンソー以外の振動工具、エックス線を用いる「分析業務」なども特別教育が必要ないです

問3

次の特定化学物質を製造しようとするとき、労働安全衛生法に基づく厚生労働大臣の許可を必要としないものはどれ

1 オルトトリジン
2 エチレンオキシド
3 ジアニシジン
4 ベリリウム
5 アルファナフチルアミン

3の正解はここ
2
エチレンオキシドは第二類特定化学物質で、許可がいらないです
ジオ塩アジべべ石を思い出してください

問4

厚生労働大臣が定める企画を具備しなければ、譲渡し、貸与し、又は設置してはならない機械等に該当するのはどれ

1 聴覚保護具
2 防振手袋
3 化学防護服
4 放射線装置室
5 排気量40㎝^3以上の内燃機関を内蔵するチェンソー

4の正解はここ
5
他に該当するものとして、工業用ガンマ線装置や特定エックス線装置、潜水器などがあります

問5

作業環境測定と測定頻度の組み合わせで誤りはどれ

1 非密封の放射性物質を取り扱う作業室における空気中の放射性物質の濃度の測定-1か月以内ごとに1回
2 チッパーによりチップする業務を行う屋内作業場における等価騒音レベル測定-6か月以内ごとに1回
3 通気設備が設けられている坑内の作業場における通気量測定-1か月以内ごとに1回
4 鉛蓄電池を製造する工程において鉛等を加工する業務を行う屋内作業場における空気中の鉛濃度測定-1年以内ごとに1回
5 第二種有機溶剤を用いて洗浄作業を行う屋内作業場における空気中の有機溶剤濃度測定-6か月以内ごとに1回

5の正解はここ
3
空気や気温に関しては危険度や重要度が高いため、頻繁に行うとイメージしてください。
基本6か月以内ごとに1回で、放射線はそれより危ないから1か月以内ごとに1回、空気や気温はさらに危ないから半月に1回とイメージしてください。
「鉛は1年」も確実に覚えてください!!

問6

酸素欠乏症等防止規則等に基づく措置に関して誤りはどれ

1 汚水を入れたことのあるポンプを修理する場合で、これを分解する作業に労働者を従事させるときは、硫化水素中毒の防止について必要な知識を有する者のうちから指揮者を選任し、作業を指揮させなければならない
2 酒類を入れたことのある醸造槽の内部における清掃作業の業務に労働者を就かせるときは、酸素欠乏危険作業に係る特別教育を行わなければならない
3 酸素欠乏危険作業を行う場所において、爆発、酸化等を防止するため換気を行うことができない場合には、送気マスク又は防毒マスクを備え、労働者に使用させなければならない
4 酸素欠乏危険作業に労働者を従事させるときは、常時作業の状況を監視し、異常があったときに直ちに酸素欠乏危険作業主任者及びその他の関係者に通報する者を置く等異常を早期に把握するために必要な措置を講じなければならない
5 第一鉄塩類を含有している地層に接する地下室の内部における作業に労働者を従事させるときは、酸素欠乏の空気が漏出するおそれのある箇所を閉塞し、酸素欠乏の空気を直接外部へ放出することができる設備を設ける等酸素欠乏の空気の流入を防止するための措置を講じなけばならない

6の正解はここ
3
空気呼吸器や酸素呼吸器、送気マスクを使用させなければなりませんが、「防毒マスク」は酸素欠乏の対処になりません。

問7

石綿障害予防規則に基づく措置に関して誤りはどれ

1 石綿等を取り扱う屋内作業場については、6か月以内ごとに1回定期に作業環境測定を行うとともに、測定結果等を記録し、これを40年保存しなければならない
2 石綿等の粉塵が発散する屋内作業場に設けられた局所排気装置について、原則1年以内ごとに1回定期に自主点検を行うとともに、検査結果等を記録し、これを3年間保存しなければならない
3 石綿等の取り扱いに伴い石綿の粉塵を発散する場所における業務に常時従事する労働者に対し、
雇入れ又は当該業務への配置換えの際及びその後6か月以内ごとに1回定期に、特別項目について医師による健康診断を行い、その結果に基づき石綿健康診断個人票を作成し、これを当該労働者が等が事業場において常時当該業務に従事しないこととなった日から40年間保存しなければならない
4 石綿等の取り扱いに伴い石綿の粉塵を発散する場所において、常時石綿等を取り扱う作業に従事する労働者については、1か月を超えない期間ごとに、作業概要、従事した期間等を記録し、これを当該労働者が当該事業場において常時当該作業に従事しないこととなった日から40年間保存するものとする
5 石綿等を取り扱う事業者が事業を廃止しようとするときは、石綿関係記録等報告書に、石綿等に係る作業の記録及び局所排気装置、除塵装置等の定期自主検査の記録を添えて所轄労働基準監督署長に提出しなければならない

7の正解はここ
5
事業廃止の際提出するのは、作業記録・作業環境測定記録・石綿健康診断個人票です。
装置の検査記録は必要ありません

問8

じん肺法に関して誤りはどれ

1 都道府県労働局長は、事業者等からじん肺健康診断の結果を証明する書面等が提出された労働者について、地方じん肺診査医の診断又は審査によりじん肺管理区分を決定する
2 事業者は、常時粉塵作業に従事する労働者で、じん肺管理区分が管理一であるものについては、3年以内ごとに1回定期的にじん肺健康診断を行わなければならない
3 事業者は、
常時粉塵作業に従事する労働者で、じん肺管理区分が管理二又は管理三であるものについては、1年以内ごとに1回定期的にじん肺健康診断を行わなければならない
4 じん肺管理区分が管理四と決定されたものは療養を要する
5 事業者は、じん肺健康診断に関する記録及びエックス線写真を5年間保存しなければならない

8の正解はここ
5
じん肺記録、エックス写真は「7年間」保存です。
石綿などとごっちゃにならないように注意です

問9

有機溶剤中毒予防規則に違反しているものはどれ
ただし、同規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする

1 屋内作業場で、第二種有機溶剤等が付着している物の乾燥業務に労働者を従事させるとき、その作業場所の空気清浄装置を設けていない局所排気装置の排気口で、厚生労働大臣が定める濃度以上の有機溶剤を排出するものの高さを屋根から2mとしている
2 第三種有機溶剤等を用いて払拭業務を行う屋内作業場について、定期に当該有機溶剤濃度を測定している
3 屋内作業場で、第二種有機溶剤等が付着している物の乾燥業務に労働者を従事させるとき、その作業場所に最大0.4m/sの制御風速を出し得る能力を有する側方吸引型外付け式フードの局所排気装置を設け、かつ、作業に従事する労働者に有機ガス用防毒マスクを使用させている
4 屋内作業場で、第二種有機溶剤等を用いる試験の業務に労働者を従事させるとき、有機溶剤作業主任者を選任していない
5 有機溶剤等を入れてあった空容器で有機溶剤の蒸気は発散するおそれのあるものを、屋外の一定場所に集積している

9の正解はここ
3
絶対に覚えてください。囲い式フードが0.4m/s、外付け式は側方・下方吸引型が0.5m/s、上方型が1.0m/sです。
これらがある場合は、防毒マスクは必要ありません。

問10

満17歳の女性を就かせてはならない業務に該当しないのはどれ

1 異常気圧下における業務
2 20㎏の重量物を断続的に取り扱う業務
3 多量の高温物体を取り扱う業務
4 著しく寒冷な場所における業務
5 土石、獣毛のじんあい又は粉末を著しく飛散する場所における業務

10の正解はここ
2
満18歳未満の女性が禁止の重量物作業は、「継続15㎏」「断続25㎏」です。
男性の場合、「継続30㎏」「断続20㎏」が禁止となります。
他、満18歳に満たない者がついてはいけない有害業務は、
「異常気圧、あつい、さむい、うるさい、毛粉っぽい、ゆれる」業務と覚えてください

有害衛生

参考テキスト 有害衛生

問11

化学物資等による健康障害に係るリスクを見積もる方法で適切でないのはどれ

1 発生可能性及び重篤度を相対的に尺度化し、それらを縦軸と横軸として、あらかじめ活性可能性及び重篤度に応じてリスクが割り付けられた表を使用する方法
2 取り扱う化学物質等の年間の取扱量及び作業時間を一定の尺度によりそれぞれ数値化し、それらを加算又は乗算等する方法
3 発生可能性及び重篤度を段階的に分岐していく方法
4 ILOの化学物質リスク簡易評価法(コントロールバンディング)を用いる方法
5 対象の化学物質等への労働者のばく露程度及び当該化学物質等による有害性を相対的に尺度化し、それらを縦軸と横軸とし、あらかじめばく露の程度及び有害性の程度に応じてリスクが割り付けられた表を使用する方法

11の正解はここ
2 「加算乗算」と書いてあったら「数値化法」の話です。数値化法は「発生可能性及び重篤度」を数値化します。「年間取扱量や作業時間」ではありません。

1 マトリクス法
3 枝分かれ図を用いる方法
4 コントロールバンディング
5 尺度化した表を用いる方法

問12

常温常圧で空気中に蒸気として存在するものはどれ
1 塩化ビニル
2 ジクロロベンジジン
3 アクリロニトリル
4 硫化水素
5 アンモニア

12の正解はここ
3 アクリロニトリルは何度も出ているので覚えてください
蒸気の覚え方は「二硫化 アクリロ アセトン フェノール 水銀 ジメチル ニッケル トリクロ(クロロ)」です。

問13

化学物質による健康障害に関して誤りはどれ

1 一酸化炭素は、赤血球中のヘモグロビンと強く結合し、体内組織の酸素欠乏状態を起こす
2 シアン化水素中毒では、細胞内での酸素利用障害による呼吸困難、けいれんなどがみられる
3 硫化水素中毒では意識消失、呼吸麻痺などがみられる
4 塩化ビニル慢性中毒では、慢性気管支炎、歯牙酸触症などがみられる
5 フッ化水素慢性中毒では、骨の硬化や斑状歯などがみられる

13の正解はここ
4
レイノー障害や肝血管肉腫などがみられます。「塩化ビニル」ときたら肝血管肉腫と覚えておくと良いです

問14

電離放射線に関して誤りはどれ

1 電離放射線には電磁波と粒子線がある
2 エックス線は通常、エックス線装置を用いて発生させる人口の電離放射線であるが、放射性物質から放出させるガンマ線と同様に、電磁波である
3 エックス線は紫外線より波長の長い電磁波である
4 電離放射線の被ばくによる白内障は、挽発障害に分類され、被ばく後、半年~30年後に現れることが多い
5 電離放射線を放出してほかの元素に変わる元素を放射性同位元素(ラジオアイソトープ)という

14の正解はここ
3
エックス線の波長は紫外線より波長が短いです。紫外線は10nm~380nmで、10nmより波長が短いものをエックス線と呼びます。ちなみに、380nmより長いものを可視光線と呼びますので、紫外線より可視光線のほうが波長が長いです。

問15

作業環境における有害要因による健康障害に関して正しいのはどれ

1 低温環境下では、手や足の指などの抹消部において組織の凍結を伴わない凍瘡を起こすことがある
2 電離放射線による造血器障害は、確率的影響に分類され、被ばく線量がしきい値を超えると発生率及び重症度が線量に応じて増加する
3 金属熱は、金属の溶融作業において、高温環境により体温調節中枢がマヒすることにより発生し、数時間にわたり発熱、関節痛などがみられる
4 窒素ガスで置換したタンク内空気など、ほとんど無酸素状態の空気を吸入すると徐々に窒息状態になり、この状態が5分程度継続すると呼吸停止する
5 減圧症は、潜函作業者や潜水作業者が高圧化作業からの減圧に伴い、血液中や組織中に溶け込んでいた炭酸ガスの気泡化が関与して発生し、皮膚のかゆみ、関節痛、神経麻痺などがみられる

15の正解はここ
1 凍瘡=しもやけです!
2 造血器障害は「確定的影響」です。被ばく線量がしきい値を超えると確定で発生します
3 金属の溶融のさい、ヒュームを吸引すると発生します。悪寒や発熱、関節痛などがあります。
4 無酸素空気を吸うと、一瞬で意識消失などが起きます
5 減圧症は「窒素」が原因でおきます。炭酸ガス(二酸化炭素)ではありません

問16

粉塵による健康障害について誤りはどれ

1 じん肺は、粉塵を吸入することによって肺に生じた炎症性病変を主体とする疾病で、その種類には、けい肺、間質性肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などがある
2 じん肺は、肺結核のほか、続発性気管支炎、続発性気胸、原発性肺がんなどを合併することがある
3 アルミニウムやその化合物によってじん肺を起こすことがある
4 溶接工肺は、溶接の際に発生する酸化鉄ヒュームのばく露によって発症するじん肺である
5 炭素を含む粉塵はじん肺を起こすことがある

16の正解はここ
1
じん肺は「線維増殖性変化」を主体とする疾病です。「炎症性病変」ではありません

問17

特殊健康診断に関してA~Cの語句の組み合わせで正しい組み合わせはどれ
「特殊健康診断において有害物の体内摂取量を把握する検査として生物学的モニタリングがあり、ノルマルヘキサンについては、尿中の【A】量を測定し、【B】については【C】中のデルタアミノレブリン酸量を測定する」

ABC
12.5ヘキサンジオン尿
22.5ヘキサンジオン血液
3シクロヘキサノン尿
4シクロヘキサノン水銀尿
5シクロヘキサノン水銀血液
問17

17の正解はここ
1
鉛については確実に覚えてください。「尿中のデルタアミノレブリン酸」もしくは「血液中の鉛濃度」を測定します。
ノルマるヘキサンは尿中の2.5ヘキサンジオンです。
他に、トルエンは馬尿酸、スチレンはマンデル酸、キシレンはメチル馬尿酸です。これらも割と出てきます。

問18

金属などによる健康障害に関して誤りはどれ

1 金属水銀中毒では、感情不安定、幻覚などの精神障害、手指の震えなどの症状がみられる
2 鉛中毒では、貧血、末梢神経障害、腹部の疝痛などの症状がみられる
3 マンガン中毒では、指の骨の溶解、肝臓の血管肉腫などがみられる
4 カドミウム中毒では、上気道炎、肺炎、腎機能障害などがみられる
5 ヒ素中毒では、角化症、黒皮症などの皮膚障害、鼻中隔穿孔などの症状がみられる

18の正解はここ
3
マンガン中毒では、筋のこわばりやふるえ、歩行困難がおきます

問19

局所排気装置に関して正しいのはどれ

1 ダクトの形状には角形などがあり、その断面積を大きくするほど、ダクトの圧力損失が増大する
2 フード開口部の周囲にフランジがあると、フランジがないときに比べ効率よく吸引することができる
3 ドラフトチェンバ型フードは、発生源からの飛散速度を利用して捕捉するもので、外付け式フードに分類される
4 スロット型フードは、作業面を除き周りが覆われているもので、囲い式フードに分類される
5 空気清浄装置を付設する局所排気装置を設置する場合、排風機は一般に、フードに接続した吸引ダクトと空気清浄装置の間に設ける

19の正解はここ
2
1 断面積を大きくすると、搬送速度の低下します。断面積を小さくすると圧力損失が増大します
3 ドラフトチェンバは囲い式フードに分類されます
4 スロット型は外付け式フードに分類されます
5 清浄下空気を排風するので、排風機の前に空気清浄装置があります。

問20

労働衛生保護具に関して正しいのはどれ

1 保護メガネは、紫外線などの有害光線による目の障害を防ぐ目的で使用するもので、飛散粒子、薬品の飛沫などによる障害を防ぐ目的で使用するものではない
2 保護クリームは、皮膚の露出部に塗布して作業中に有害な物質が直接皮膚に付着しないようにする目的で使用するものでもあるので、有害性の強い化学物質を直接素手で取り扱う時は必ず使用する
3 防塵マスクは作業に適したものを選択し、高濃度の粉塵のばく露の恐れがある時は、できるだけ粉塵の捕集効率が高く、かつ、排気弁の動的漏れ率が低いものを選ぶ
4 複数の種類の有毒ガスが混在している場合には、そのうち最も毒性の強いガス用の防毒マスクを使用する
5 エアラインマスクは、清浄な空気をボンベに詰めたものを空気源として供給する呼吸用保護具で、自給式呼吸器の一種である

20の正解はここ
3
1 紫外線などの有害光線による目の障害を防ぐ目的で使用するのは「遮光保護具」です。
2 有害性の強いものに対しては保護クリームは弱いので他の方法が必要です。そもそも直接素手で触りません。
4 2種類以上混在している場合は、それぞれに合格した吸収缶を使用します。
5 エアラインマスクは自給式呼吸器ではありません。清浄な空気をパイプやホースで送る送気マスクです。肢5の説明は自給式呼吸器の説明であっています。

有害以外法令

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問21

総括安全衛生管理者に関して誤りはどれ

1 総括安全衛生管理者は、事業場においてその事業の実施を統括管理する者又はこれに準ずる者を充てなければならない
2 都道府県労働局長は、労働災害を防止するため必要があると認めるときは、総括安全衛生管理者の業務の執行について事業者に勧告することができる
3 総括安全衛生管理者は、選任すべき事由が発生した日から14日以内に選任しなければならない
4 総括安全衛生管理者を選任したときは、遅滞なく、選任報告書を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない
5 危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関することは、総括安全衛生管理者が統括管理する業務のうちの一つである

21の正解はここ
1
「準ずる者」ではだめです!これは安全衛生委員会の議長の条件ですので、ごっちゃにならないよう注意です

問22

産業医に関して誤りはどれ

1 常時使用する労働者数が50人以上の事業場において、厚生労働大臣の指定する者が行う産業医研修の修了者等の所定の要件を備えた医師であっても、当該事業場においてその事業の実施を統括管理する者は、産業医として選任することはできない
2 産業医が、事業者から、毎月1回以上、所定の情報を提供されている場合であって、事業者の同意を得ているときは、産業医の作業場等の巡視頻度を毎月1回以上から2か月に1回以上にすることができる
3 事業者は、産業医が辞任したとき又は産業医を解任したときは、遅滞なくその旨及びその理由を衛生委員会又は安全衛生委員会に報告しなければならない
4 事業者は、専属の産業医が旅行、疾病、事故その他やむを得ない事由によって職務を行うことができないときは、代理者を選任しなければならない
5 事業者が産業医に付与すべき権限には、労働者の健康管理等を実施するために必要な情報を労働者から収集することが含まれる

22の正解はここ
4
正解っぽいですが、これは「総括安全衛生管理者」の話です。産業医にはこの規定はありません

問23

定期健康診断項目のうち、医師が必要でないと認めるときは省略することができる項目に該当しないのはどれ

1 自覚症状の有無
2 腹囲の検査
3 胸部エックス線
4 心電図
5 血中脂質

23の正解はここ
1
「定期健康診断」で省略出来ないのは「既往歴、業務歴調査」「自覚症状、他覚症状の有無」「血圧測定」「尿検査」です。
これらは自分たちも経験があるのでわかりやすいかもしれません。

問24

事務室の空気環境の測定、設備点検等に関して誤りはどれ

1 中央管理方式の空気調和設備を設けた建築物内の事務室においては、空気中の一酸化炭素及び二酸化炭素の含有率を、6か月以内ごとに1回定期に測定しなければならない
2 事務室の建築、大規模の修繕又は大規模の模様替えを行ったときは、その事務室における空気中のホルムアルデヒド濃度を、その事務室の利用を開始した日以後所定の時期に1回測定しなければならない
3 燃焼器具を使用するときは、発熱量が著しく少ないものを除き、毎日以上の有無を点検しなければならない
4 事務室において使用する機械による換気のための設備については、2か月以内ごとに1回定期に、異常の有無を点検しなければならない
5 空気調和設備内に設けられた排水受けについては、原則として1か月以内ごとに1回定期に、その汚れ及び閉塞の状況を点検しなければならない

24の正解はここ
1
中央管理方式の空気調和設備を設けた建築物内の事務室においては、空気中の一酸化炭素及び二酸化炭素の含有率を、2か月以内ごとに1回定期に測定しなければならない

問25

労働時間の状況等が一定の要件に該当する労働者に対して実施する面接指導に関して正しいのはどれ
ただし、新たな技術、商品または役務の研究開発に係る業務に従事する者及び高度プロフェッショナル制度の対象者はいないとする

1 面接指導の対象となる労働者の要件は原則として、休憩時間を除き1週間当たり40時間を超えて労働させた場合におけるその超えた時間が1か月あたり100時間を超え、かつ疲労の蓄積が認められる者であることとする
2 事業者は、面接指導を実施するため、タイムカードによる記録等の客観的な方法その他の適切な方法により、労働者の労働時間の状況を把握しなければならない
3 面接指導の結果は、健康診断個人票に記載しなければならない
4 事業者は、面接指導の結果に基づき、労働者の健康を保持するために必要な措置について、原則として面接指導が行われた日から3か月以内に医師の意見を聴かなければならない
5 事業者は、面接指導の結果に基づき、当該面接指導の結果の記録を作成してこれを3年間保存しなければならない

25の正解はここ
2
1 残業時間が「月80時間を超えるもの」です。「100時間を超える」場合の対象者は高度プロフェッショナル制度対象者などです。
3・5 面接指導の結果を記録して5年保存することが必要ですが、健康診断個人票に記載するわけではありません
4 3か月以内ではなく、「遅滞なく」行わなければなりません 

問26

妊産婦等に関して誤りはどれ
ただし、常時使用する労働者数が10人以上の規模の事業場の場合で、管理監督者とは「監督又は管理の地位にある者、労働時間、休憩、休日に関する規定の適用除外者」をいう

1 時間外、休日労働に関する協定を締結し、これを所轄労働基準監督署長に届け出ている場合であっても、妊産婦が請求した場合には、管理監督者の場合を除き、時間外、休日労働をさせてはならない
2 1か月単位の変形労働時間制を採用している場合であっても、妊産婦が請求した場合には、管理監督者等の場合を除き、1週40時間、1日8時間を超えて労働させてはならない
3 1年単位の変形労働時間制を採用している場合であっても、妊産婦が請求した場合には、管理監督者の場合を除き、1週40時間、1日8時間を超えて労働させてはならない
4 妊娠中の女性が請求した場合には、管理監督者等の場合を除き、他の軽易な業務に転換させなければならない
5 生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときはその者を生理日に就業させてはならない

26の正解はここ
4
管理監督者でも、軽易な作業に転換させなければなりません

問27

週所定労働時間25時間、週所定労働日数4日である労働者であって、雇入れの日から起算して3年6か月継続勤務したものに付与する有給休暇日数として正しいものはどれ

1 8日 2 10日 3 12日 4 14日 5 16日

27の正解はここ
2
週所定時間が30時間以下の場合、比例付与となります。
6か月 7日
1年6か月 8日
2年6か月 9日
3年6か月 10日
4年6か月 12日
5年6か月 13日
6年6か月 15日

有害以外衛生

参考テキスト 有害以外衛生

問28

事業者が講ずべき快適な職場環境の形成のための措置に関する指針において、快適な職場環境の形成のための措置の実施に関し、考慮すべき事項とされていないものはどれ
※参考→厚生労働省web

1 継続的かつ計画的な取り組み
2 快適な職場環境の基準値の達成
3 労働者の意見の反映
4 個人差への配慮
5 うるおいへの配慮

28の正解はここ
2
参考の「第三」によると、2については書かれていません

問29

職場における受動喫煙防止のためのガイドラインにおいて、喫煙専用室を設置する場合に満たすべき事項として定められていないものはどれ

1 喫煙専用室の出入り口において、室外から室内に流入する空気の気流が0.2m/s以上であること
2 喫煙専用室のたばこの煙が室内から室外に流出しないよう、喫煙専用室は、壁、天井などによって区画されていること
3 喫煙専用室の出入り口における室外から室内に流入する空気の気流について、6か月以内ごとに1回、定期に測定すること
4 喫煙専用室のたばこの煙が屋外又は外部の場所に排気されていること
5 喫煙専用室の出入り口の見やすい箇所に必要事項を記載した標識を掲示すること

29の正解はここ
3
受動喫煙防止のガイドラインの問題が出たらこの肢を要注意してください!

問30

労働衛生管理に用いられる統計に関する記述で誤りはどれ

1 ある事象と健康事象との間に、統計上、一方が多いと他方も多いというような相関関係が認められたとしても、それらの間に因果関係があるとは限らない
2 集団を比較する場合、調査の対象とした項目のデータの平均値が等しくても分散が異なっていれば、異なった特徴を持つ集団であると評価される
3 健康管理統計において、ある時点での検査における有所見者の割合を有所見率といい、一定期間において有所見とされた人の割合を発生率という
4 生体から得られたある指標が正規分布である場合、そのばらつきの程度は、平均値や最頻値によって表される
5 静態データとは、ある時点の集団に関するデータであり、動態データとは、ある期間の集団に関するデータである

30の正解はここ
4
「分散や標準偏差」で表されます。ここもいつも出てくるので絶対覚えてください!

問31

職場における腰痛予防対策指針に基づく腰痛予防対策に関して正しいのはどれ

1 腰部保護ベルトは、重量物取扱作業に従事する労働者全員に使用させるようにする
2 重量物取扱い作業の場合、満18歳以上の男性労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、体重のおおむね50%以下となるようにする
3 重量物取扱作業の場合、満18歳以上の女性労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、男性が取り扱うことのできる重量の60%くらいまでとする
4 重量物取扱い作業に常時従事する労働者に対しては、当該作業に配置する際及びその後1年以内ごとに1回、定期に、医師による腰痛の健康診断を行う
5 立ち作業の場合は、身体を安定に保持するため、床面は弾力性のない硬い素材とし、クッション性のない作業靴を使用する

31の正解はここ
3
1 全員ではなく、労働者ごとに効果を確認し、使用するか判断します。
2・3 おおむね、体重の40%以下くらいになるようにします。18歳以上の女性は、さらにそれの60%くらいにします
4 1年に一回ではなく6か月以内ごとに1回定期に行います。
5 床面が固いと腰部へのダメージが大きいので、クッション性のある作業靴やマットを使用します

問32

メタボリックシンドロームの診断基準に関してA~Cの語句の組み合わせで正しいのはどれ
「日本では、内臓脂肪の蓄積があり、かつ、血中脂質(中性脂肪、HDLコレステロール)【A】、【B】の三つのうち【C】が基準値から外れている際にメタボと判断される」

ABC
1血圧空腹時血糖いずれか一つ
2血圧空腹時血糖二つ以上
3γーGTP空腹時血糖二つ以上
4γーGTP尿蛋白いずれか一つ
5γーGTP尿蛋白二つ以上
問32

32の正解はここ
2

問33

虚血性心疾患に関して誤りはどれ

1 虚血性心疾患は、門脈による心筋への血液供給が不足したり途絶えたりすることによっておこる心筋障害である
2 虚血性心疾患発症の危険因子には、高血圧、喫煙、脂質異常症などがある
3 虚血性心疾患は、心筋の一部分に可逆的な虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊死がおこる心筋梗塞に大別される
4 心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」「胸が苦しい」などの症状が長時間続き、1時間以上になることもある
5 狭心症の痛みの場所は心筋梗塞とほぼ同じであるが、その発作が続く時間は、通常数分程度で、長くても15分以内におさまることが多い

33の正解はここ
1
「冠動脈」による~が正しいです。ここもいつも出るので要チェックです。

問34

食中毒に関して誤りはどれ

1 毒素型食中毒は、食物に付着した細菌により産出された毒素によっておこる食中毒で、ボツリヌス菌によるものがある
2 感染型食中毒は、食物に付着した細菌そのものの感染によっておこる食中毒でサルモネラ菌によるものがある
3 O-157は、ベロ毒素を産出する大腸菌で、腹痛や出血を伴う水溶性の下痢などを起こす
4 ノロウイルスによる食中毒は、冬季に集団食中毒として発生することが多く、潜伏期間は1~2日間である
5 腸炎ビブリオ菌は熱に強い

34の正解はここ
5
腸炎ビブリオは好塩菌で、真水や熱に弱いです

労働生理

参考テキスト 労働生理

問35

心臓及び血液循環に関して誤りはどれ

1 心臓は、自律神経の中枢で発生した刺激が刺激伝導系を介して心筋に伝わることにより規則正しく収縮と拡張を繰り返す
2 肺循環により左心房に戻ってきた血液は、左心室を経て大動脈に入る
3 大動脈を流れる血液は動脈血であるが、肺動脈を流れる血液は静脈血である
4 心臓の拍動による動脈圧の変動を末梢の動脈で触知したものを脈拍といい、一般に手首の橈骨動脈で触知する
5 心筋は不随意筋であるが、骨格筋と同様、横紋筋に分類される

35の正解はここ
1
自律神経ではなく、右心房にある洞結節(洞房結節)で発生する刺激により拍動します

問36

呼吸に関して正しいのはどれ

1 呼吸は、胸膜が運動することで胸腔内の圧力を変化させ、肺を受動的に伸縮させることで行われる
2 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は内呼吸である
3 成人の呼吸数は1分間に16~20回であるが、食事や入浴、発熱などにより増加する
4 チェーンストークス呼吸とは、肺機能の低下により呼吸数が増加した状態をいい、喫煙が原因となることが多い
5 身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する

36の正解はここ
3
1 肋間筋や横隔膜などの呼吸筋の協調運動により、胸郭内容積を増減し、肺を拡張・収縮させるものです
2 「肺胞内」ときたら「外呼吸」です
4 異常呼吸の一つで、呼吸が止まり、徐々に呼吸が深くなったり浅くなったりして、また呼吸が止まって・・・を繰り返すものです。喫煙が原因とは言われていません
5 血液中の「二酸化炭素分圧」が上昇すると呼吸中枢が刺激されます

問37

神経系に関して誤りはどれ

1 神経細胞(ニューロン)は、神経系を構成する基本的単位で、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成る
2 脊髄では、中心部が灰白質でありその外側が白質である
3 大脳では、内側の髄質が白質であり、外側の皮質が灰白質である
4 体性神経には感覚器官からの情報を中枢に伝える感覚神経と、中枢からの命令を運動期間に伝える運動神経がある
5 交感神経系は、心拍数を増加し、消化管の運動を亢進する

37の正解はここ
5
交感神経は活動的になる神経で、心拍数の増加、消化管運動を抑制します。
副交感神経は逆で、回復等に関与するので、心拍数を減少させ、消化管運動を亢進します

問38

ヒトのホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組み合わせとして誤りはどれ

ホルモン内分泌器官はたらき
1ガストリン胃酸分泌刺激
2アルドステロン副腎皮質塩類バランス調節
3パラソルモン副甲状腺カルシウム量調節
4コルチゾール膵臓血糖量増加
5副腎皮質刺激ホルモン下垂体副腎皮質の活性化
問38

38の正解はここ
4
「アルコルふくじんひ」「イングル膵臓」「ガスセク胃腸」を思い出してください!
※2024年追加で、「アド副腎髄」(アドレナリン→副腎髄質)も覚えられれば覚えてください。
今まではアルコル副腎で問題なかったですが、新しくひっかけ問題で、「コルチゾール 副腎髄質」の肢が出たので「アルコル副腎」では万が一引っ掛かるかもしれません。

問39

耳とその機能に関して誤りはどれ

1 耳は、聴覚と平衡感覚をつかさどる器官で、外耳、中耳及び内耳の三つの部位に分けられる
2 耳介で集められた音は、鼓膜を振動させ、その振動は耳小骨によって増幅され内耳に伝えられる
3 内耳は、前庭、半規管及び蝸牛の三つの部位から成り、前庭と半規管が平衡感覚、蝸牛が聴覚を分担している
4 半規管は、体の傾きの方向や大きさを感じ、前庭は体の回転の方向や速度を感じる
5 鼓室は、耳管によって咽頭に通じており、その内圧は外気圧と等しく保たれている

39の正解はここ
4
説明が逆となっています。半規管が体の回転の方向や速度を感じ、前庭が傾きの方向や大きさを感じます

問40

腎臓又は尿に関して正しいのはどれ

1 血中の老廃物は尿細管からボウマン嚢にこしだされる
2 血中のたんぱく質は糸球体からボウマン嚢にこしだされる
3 血中のグルコースは、糸球体からボウマン嚢にこしだされる
4 原尿中にこし出された電解質の多くは、ボウマン嚢から血中に再吸収される
5 原尿中にこし出された水分の大部分は、そのまま尿として排出される

40の正解はここ
3 「こし出される」と書いてあったら「糸球体」からで、「再吸収」と書いてあったら「尿細管」からと覚えてしまうと良いです。
1.2・3 血球や血漿のたんぱく質以外の成分、老廃物などが糸球体からボウマン嚢にこし出され、原尿が生成されます
4.5 水分や電解質、グルコース、アミノ酸など身体に必要な成分が尿細管から再吸収され、いらないものは尿として排出されます

問41

体温調節に関して正しいのはどれ

1 体温調節中枢は脳幹の延髄にある
2 暑熱な環境においては、内臓の血液量が増加し体内の代謝活動が亢進することで、人体から熱の放散が促進される
3 体温調節のように、外部環境が変化しても身体内部の状態を一定に保つ生体の仕組みを同調性といい、筋肉と神経系により調整されている
4 計算上、体重70㎏の人の体表面から10gの汗が蒸発すると体温が約1℃下がる
5 発汗のほかに、皮膚及び呼気から水分を蒸発させている現象を不感蒸泄という

41の正解はここ
5
1 延髄には呼吸中枢などがあります。体温調節は自律神経系が関与し、自律神経系は視床下部にあります
2 高温時、内臓血流量は減少します。皮膚の血管は拡張し血流量が増加します。低温時、逆に皮膚の血管が収縮し血流量が減少します
3 同調性ではなく、恒常性「ホメオスタシス」といいます
4 70㎏の人が10gの汗を蒸発すると体温は0.1℃下がります

問42

脂肪の分解・吸収及び脂質の代謝に関して誤りはどれ

1 胆汁はアルカリ性で、消化酵素は含まないが、食物中の脂肪を乳化させ脂肪分解の働きを助ける
2 脂肪は、膵臓から分泌される消化酵素である膵アミラーゼにより脂肪酸とグリセリンに分解され、小腸の絨毛(じゅうもう)から吸収される
3 肝臓は、過剰なたんぱく質及び糖質を中性脂肪に変換する
4 コレステロールやリン脂質は神経組織の構成成分となる
5 脂質は、糖質やたんぱく質に比べて多くのATPを産出することができるので、エネルギー源として優れている

42の正解はここ
2
脂肪の消化は「膵リパーゼ」絶対に覚えます。
あとは、たんぱくシンシン、たんすいーゼを思い出してください

問43

肝臓の機能で誤りはどれ

1 コレステロール合成
2 尿素合成
3 ビリルビン分解
4 胆汁生成
5 血液凝固物質や血液凝固阻止物質の合成

43の正解はここ
3
他には
グリコーゲンの合成分解
解毒作用(アルコールなどの分解)
脂肪酸の分解
アミノ酸からブドウ糖の合成 です
「ビリルビン合成やヘモグロビン合成」の働きはありません

問44

血液に関して誤りはどれ

1 血液は、血漿成分と有形成分から成り、血漿成分は血液容積の約55%を占める
2 血漿中のたんぱく質のうち、アルブミンは血液浸透圧の維持に関与している
3 白血球のうち、好中球には、体内に侵入してきた細菌や異物を貪食する働きがある
4 血小板のうち、リンパ球にはBリンパ球、Tリンパ球などがある
5 血液の凝固は、血漿中のフィブリノーゲンがフィブリンに変化し、赤血球などが絡みついて固まる現象である

44の正解はここ
4
B、Tリンパ球などは「白血球」です。血小板の成分ではありません