不作為の違法確認の訴え

行政庁が申請に対し、相当の期間内に何らかの処分または裁決をすべきであるにも関わらずこれをしないことについて、違法の確認を求める訴訟です。

不作為の違法確認の訴えは「申請をした者に限り」提起することができ、出訴期間の定めはありません。また、申請が適法である必要はなく、現実に申請をしていることが必要です。申請から相当期間が経過していることが必要です。(相当期間とはその処分又は裁決をするのに通常必要な期間の事)

義務付けの訴え

行政庁がその処分または裁決をすべき旨を命ずることを求める訴訟で、出訴期間の定めはありません。義務付けの訴えには非申請型(1号)と、申請型(2号)があります。

1号 非申請型義務付けの訴え:行政庁が一定の処分をすべきであるのにこれがなされない場合

2号 申請型義務付けの訴え:行政庁に一定の処分または裁決を求める申請又は審査請求がなされた場合で、行政庁が当該処分又は裁決をすべきであるのにされない場合

さらに、2号 申請型義務付けの訴えには「不作為型」と「拒否処分型」があります。これらにより併合提起する訴えが変わります。

不作為型:「申請に対し相当の期間内に処分がされない」「審査請求に相当の期間内に裁決がされない」不作為の違法確認の訴えと併合提起

許否処分型:「申請却下処分」「審査請求却下・棄却裁決」取消訴訟または無効等確認の訴えと併合提起