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問1 次の記述のうちLPガス設備に用いられている計測器について正しいのはどれ

イ ブルドン管圧力計をポンプやコンプレッサの吐出し部に取り付ける場合は、一般に脈動や振動の対策を講じる必要がある

ロ スリップチューブ式液面計は、ロータリチューブ式液面計と異なり液面の高さを測定するときにLPガスを外部に噴出させない

ハ LPガス貯槽に設置する温度計には、保護管(サーモウェル)を設けてあるのが一般的である

二 タービン式流量計は、流管の中の羽根車の回転数で流量を測定する。羽根車を回転させる構造なので圧力損失が大きい

1 イ・ロ

2 イ・ハ

3 ロ・ハ

4 ロ・二

5 ハ・二

1の正解はここ
2。
イ〇 ブルドン管圧力計をポンプやコンプレッサの吐出し部に取り付ける場合は脈動や振動対策を講じます

ロ× ロータリチューブ式液面計は、ハンドルを回転させると直結しているチューブが回転し、チューブの先端が液相にあれば液体、気相にあれば気体が放出される事で液面の高さを測ります。どちらも測定する時にLPガスを大気に放出します

ハ〇 LPガス貯槽に設置する温度計には、保護管を設けてあるのは一般的です

二× タービン式流量計は、流管の羽根車の回転数で流量を測定する。羽根車を回転させる構造なので圧力損失が小さいです

問2 次の記述のうちLPガス設備に用いられる液面計について正しいのはどれか

イ マグネット式液面計は、液面の位置をロータの反転で表示する為、他の液面計と比較してより精密に液面を読み取ることができる

ロ ロータリチューブ式液面計とスリップチューブ式液面計の測定原理は同じである

ハ 平形反射式ガラス液面計の取り付けは、貯槽からノズルを出しフランジ接続によるものが原則である

二 LPガスバルク貯槽等に用いられる超音波式液面計は、超音波を発射してから液面で反射して返ってくるまでの時間を測定することにより液面の位置を算出するものである

1 イ・ハ

2 ロ・二

3 イ・ロ・ハ

4 ロ・ハ・二

5 イ・ロ・ハ・二

2の正解はここ
4。
イ× マグネット式液面計は、液面の位置をロータの反転で表示する為、ロータ幅以下の正確な読み取りはできない。そのため他の液面計と比較して、より精密に液面はよみとれません

ロ〇 ロータリチューブ式液面計とスリップチューブ式液面計は測定原理は同じで、どちらも測定時にLPガスを大気に放出します

ハ〇 平形反射式ガラス液面計の取り付けは、貯槽からノズルを出しフランジ接続によるのが原則です

二〇 LPガスバルク貯槽などに用いられる超音波式液面計は、超音波を発射してから液面で反射し、返ってくるまでの時間を測定することで液面の位置を算出します

問3 次の記述のうちLPガス設備に用いられる計測器について正しいものはどれか

イ ブルドン管圧力計をポンプや圧縮機の吐出し部に取り付ける場合は一般に脈動や振動の対策を講じる必要がある

ロ LPガス貯槽に用いられる水銀充満圧力式指示温度計は、感温部の温度変化によって、封入された水銀が体積変化することを利用している

ハ マグネット式液面計は、ガラス液面計に比べて液が外部に漏洩する危険性が低い

二 ルーツ式流量計は、通過する流体の容積流量を回転子の回転回数を測定することで計量する

1 イ・ハ

2 ロ・二

3 イ・ロ・ハ

4 ロ・ハ・二

5 イ・ロ・ハ・二

3の正解はここ
5。
イ〇 ブルドン管圧力計をポンプや圧縮機の吐出し部に取り付ける場合は、一般に脈動や振動の対策を講じる必要があります

ロ〇 LPガス貯槽に用いられる水銀充満圧力式指示温度計は、感温部の温度変化によって封入された水銀が体積変化することを利用しています

ハ〇 マグネット式液面計はガラス液面計に比べ液が外部に漏洩する危険性が少ない

二〇 ルーツ式流量計は、通過する流体の容積流量を回転子の回転回数を測定することで計量します

問4 次の記述のうちLPガス製造設備の計測器について正しいものはどれか

イ LPガス貯槽にマグネット式液面計を設置するために、貯槽の頂部および下部にそれぞれ開口したノズルを設けた

ロ LPガス貯槽にガラスチューブ形液面計を使用した

ハ ガラス液面計の上下の取り付け部に、ガラスなどが破損したときガスの噴出を止めるための手動閉止と自動閉止の機能を持つ弁を取り付けた

二 ブルドン管圧力計、ベローズ圧力計、ダイヤフラム圧力計は弾性式圧力計である

1 イ・ロ

2 イ・ハ

3 ロ・ハ

4 ロ・二

5 イ・ハ・二

4の正解はここ
5。
イ〇 LPガス貯槽にマグネット式液面計を設置するために貯槽の頂部および下部にそれぞれ開口したノズルを設ける。

ロ× ガラスチューブ形液面計は、破損しやすいのでLPガス貯槽への使用は禁止されている

ハ〇 ガラス液面計の上下の取付部に、ガラスなどが破損したときガスの噴出を止める為の手動閉止と自動閉止の機能をもつ弁を取り付ける

二〇 ブルドン管圧力計・ベローズ圧力計・ダイヤフラム圧力計は弾性式圧力計です

問5 次の記述のうち流量計について正しいものはどれか

イ オーバルギア式およびルーツ式流量計は、流量を直接計測するタイプである

ロ 容積式流量計により正確な流量を測定するためには、流量計の前後に直管部を設けなければならない

ハ 容積式流量計の上流にはストレーナを設け、異物による流量計のトラブルを避ける

二 容積流量を測定する流量計には、実測式流量計と推測式流量計があり、タービン式流量計は、実測式流量計である

1 イ・ロ

2 イ・ハ

3 ロ・二

4 イ・ハ・二

5 ロ・ハ・二

5の正解はここ
2。
イ〇 オーバルギア式およびルーツ式流量計は容積式流量計で、流量を直接計測するタイプです

ロ× 容積式流量計により正確な流量を測定する為に、特に直管部を設ける必要はありません。異物の混入を防ぐこと、低流量を避けることで正確な流量測定ができる

ハ〇 容積式流量計の上流にはストレーナを設け、異物による流量計のトラブルを避ける

二× タービン式流量計は推測式流量計です。

問6 次の記述のうちLPガス設備に使用される液面計について正しいのはどれか

イ スリップチューブ式液面計とロータリチューブ式液面計は測定するときにLPガスを大気に放出する

ロ マグネット式液面計は、ガラス液面計に比べて液が外部に漏洩する危険性が高い

ハ マグネット式液面計のフロートは、液体の比重に応じて適切なものを使用する

二 ガラスチューブ形液面計は、液面が見えやすいので貯槽用液面計として使用される

1 イ・ロ

2 イ・ハ

3 ロ・ハ

4 ロ・二

5 ハ・二

6の正解はここ
2。
イ〇 ロータリチューブ式、スリップチューブ式液面計は両方とも、測定時に大気にガスを放出します

ロ× マグネット式液面計は、ガラス液面計に比べて保安上危険性は低いです。ガラス式は割れやすいので漏洩の可能性が高いです。

ハ〇 マグネット式液面計のフロートは、液体の比重に応じて適切なものを使用します。

二× ガラスチューブ式液面計は破損しやすい為、LPガス製造設備での使用は禁止です

問7 次の記述のうち圧力計について正しいのはどれか

イ ブルドン管圧力計で測定した圧力はゲージ圧力である

ロ LPガス用ブルドン管圧力計のブルドン管の材料には、黄銅、りん青銅などが用いられる

ハ ブルドン管圧力計は気体の圧力を測定するのには適さない

二 重錘型圧力計は、精度が高くブルドン管圧力計の比較検査に用いられる

1 イ・ロ

2 イ・ハ

3 イ・ロ・ハ

4 イ・ロ・ニ

5 ロ・ハ・二

7の正解はここ
4。
イ〇 ブルドン管圧力計で測定した圧力は、ゲージ圧力である。(気体の圧力を測定するのに適しており、最も多く使用されています)

ロ〇 LPガス用ブルドン管圧力計のブルドン管の材料には、黄銅やりん青銅が用いられています

ハ× ブルドン管圧力計は気体の圧力や液体の圧力などの測定に適しています

二〇 重錘型圧力計は精度が高く、ブルドン管圧力計の比較検査に用いられます

問8 次の記述のうちLPガス設備などに用いる計測器について正しいのはどれか

イ ガラス液面計の自動閉止の機能をもつ手動閉止弁は、ガスの噴出を防止する為に微開とし全開にはしない

ロ マグネット式液面計はチャンバが金属管であるためガラス液面計に比較して保安上は有効である

ハ ロータリチューブ式液面計はLPガスの大型容器に使用され、内容物を放出して液面を測定する

二 温度計の保護管は、温度計の感温部を保護し破損を防止する為のものである

1 イ・ロ

2 ロ・ハ

3 イ・ハ・二

4 ロ・ハ・二

5 イ・ロ・ハ・二

8の正解はここ
4。
イ× ガラス液面計の自動閉止の機能をもつ手動閉止弁は、ガラス破損があった場合、自動閉止機能(ボールチェック弁)が機能してLPガスが漏洩しないように全開とする

ロ〇 マグネット式液面計はチャンバが金属管なのでガラス液面計に比べ保安上有効です。

ハ〇 ロータリチューブ式液面計はLPガスの大型容器に使用され、内容物を大気に放出して液面測定します

二〇 温度計の保護管は、温度計の感温部を保護し破損を防止するためのものです

問9 次の記述のうち LPガス設備などに用いる計測器について正しいのはどれか

イ ルーツ式など容積式流量計は、低粘度液体の低流量域でも計測に適している

ロ タービン式流量計は小型で大容量の測定に適している

ハ 水銀充満圧力式指示温度計は、水銀の膨張・収縮に伴う圧力変化によるブルドン管の変位から温度を指示するものである

二 熱電温度計は、異なる2種の金属を組み合わせ、それぞれの膨張率の相違を利用して温度を測定するものである

1 イ・ロ

2 ロ・ハ

3 ハ・二

4 イ・ロ・ニ

5 イ・ハ・二

9の正解はここ
2。
イ× ルーツ式やオーバルギア式などの容積式流量計は、回転子とケースの間に隙間があるので、低粘度液体の低流量域では漏れが生じ精度が低下するので適していません

ロ〇 タービン式流量計は、流管の中に羽根車をおき、その回転速度が流体の流速に比例するところから流量を測るもので、小型で大容量の測定に適している

ハ〇 水銀充満圧力式指示温度計は、感温部からブルドン管まで水銀が入れてあり、その水銀の膨張収縮に伴う圧力変化によるブルドン管の変位から温度を指示します

二× 熱電温度計は、異なる2種の金属を組み合わせて、それらの接点を異なる温度に保つと温度差に比例した起電力が発生することを利用します。それぞれの膨張率の相違を利用するのはバイメタルになります。

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