問1 金属の腐食についての説明で誤っているものはどれか。
1、鉄の腐食では、アルカリ性が強くなれば腐食速度が増大する。
2、腐食速度は、pHに左右される。
3、金属材料が環境中で反応して酸化消耗する現象を腐食という。
4、金属の種類によって、腐食速度が異なる。
5、金属表面の状態によって、腐食速度が異なる。
問2 一酸化炭素と二酸化炭素に関する性状の比較において誤っているものはどれか。
1、一酸化炭素(毒性が強い)/二酸化炭素(毒性が弱い)
2、一酸化炭素(空気より軽い)/二酸化炭素(空気より重い)
3、一酸化炭素(固化しにくい)/二酸化炭素(固化しやすい)
4、一酸化炭素(水によく溶ける)/二酸化炭素(水にわずかに溶ける)
5、一酸化炭素(消火剤として使用できない)/二酸化炭素(消火剤として使用できる)
問3 次の文の( )内のA~Cに当てはまる語句の組合せとして、次のうち正しいものはどれか。
「物質と物質とが作用し、その結果、新しい物質ができる変化が(A)である。また、2種類あるいはそれ以上の物質から別の物質ができることを(B)といい、その結果できた物質を(C)という。」
1、A(物理変化)/B(化合)/C(化合物)
2、A(化学変化)/B(混合)/C(混合物)
3、A(化学変化)/B(重合)/C(化合物)
4、A(物理変化)/B(混合)/C(混合物)
5、A(化学変化)/B(化合)/C(化合物)
問4 鋼製の危険物配管を埋設する場合、最も腐食が起こりにくいものはどれか
1、土壌埋設配管が、コンクリート中の鉄筋に接触しているとき。
2、直流電気鉄道の軌条(レール)に近接した土壌に埋設されているとき。
3、エポキシ樹脂塗料で完全に被覆され土壌に埋設されているとき。
4、砂層と粘土層の土壌にまたがって埋設されているとき。
5、土壌中とコンクリート中にまたがって埋設されているとき。
問5 自然発火について誤っているものはどれか。
1、自然発火とは、他から何らかの火源を与えないで、物質が空気中において自然に発熱し、その熱が蓄積されて発火温度に達し、発火を起こす現象である。
2、自然発火が起こるためには、蓄熱の過程が重要な役割を果たしており、発熱量や物質のたい積量などが大きな影響をもつ。
3、酸化熱によって自然発火を起こす代表的なものは、油脂類である。
4、分解熱によって自然発火を起こす代表的なものは、ニトロセルロースである。
5、吸着熱によって自然発火を起こす代表的なものは、鉄粉である。
問6 燃焼等に関する一般的な説明として誤っているものはどれか。
1、酸素供給源は必ずしも空気とは限らない。
2、可燃物、酸素供給源および点火源を燃焼の3要素という。
3、二酸化炭素は可燃物ではない。
4、気化熱や融解熱は点火源になる。
5、金属の衝撃火花や静電気の放電火花は点火源になることがある。
問7 次の物質を反応させた場合に、水素が発生しないものはどれか。
1、ナトリウムと水
2、炭酸ナトリウムと希塩酸
3、亜鉛と希硫酸
4、亜鉛と水酸化ナトリウム水溶液
5、ナトリウムとメタノール
問8 物質の分類として、次のうち誤っているものはどれか。
1、水素は単体である。
2、水は化合物である。
3、砂糖水は混合物である。
4、メタノールとエタノールは異性体である。
5、酸素とオゾンは同素体である。
問9 次のA~Eに掲げる物質の主な燃焼形態について、正しいものの組合せはどれか。
A、コークス、硫黄…表面燃焼
B、なたね油、木炭…蒸発燃焼
C、硫黄、アセトアルデヒド…蒸発燃焼
D、木材、プラスチック…分解燃焼
E、ニトロセルロース、アセトン…自己燃焼
1、AとB
2、BとC
3、CとD
4、DとE
5、AとE